大林特任准教授の論文が Sleep Medicine誌 Top Social Media Article(2020-2021)に選出されました
論文タイトル:Bedroom lighting environment and incident diabetes mellitus: a longitudinal
study of the HEIJO-KYO cohort
大林特任准教授の論文が Sleep Medicine誌 Top Social Media Article(2020-2021)に選出されました
論文タイトル:Bedroom lighting environment and incident diabetes mellitus: a longitudinal
study of the HEIJO-KYO cohort
奈良県立医科大学脳神経内科学講座と本講座の共同研究(PHASEスタディ)でパーキンソン病患者で重要な運動症状のひとつである早朝に体の動きが悪くなる症状(早朝アキネジア)が睡眠の質と関連することを明らかにしました。その内容を報告した論文が米国科学誌「SLEEP」に掲載されました。
詳しくは「 研究会・行事 」のページをご確認ください
詳しくは「 研究会・行事 」のページをご確認ください
詳しくは「 研究会・行事 」のページをご確認ください
詳しくは「 研究会・行事 」のページをご確認ください
本研究内容は研究ハイライトで日本語記事をご覧いただくことができます。
詳しくは「 研究会・行事 」のページをご確認ください
詳しくは「 研究会・行事 」のページをご確認ください
KIDSCREENとは
ドイツの研究者であるProf. Dr. Ulrike Ravens-Siebererが中心となる研究グループ(the KIDSCREEN group)が、ヨーロッパ13か国
( Austria, Czech Republic, France, Germany, Greece, Hungary, Ireland,
Poland, Spain, Sweden, Switzerland, The Netherlands, and the UK )の共同プロジェクト (2001-2004年)で文化的な違いの調和を図りながら開発したこどもの健康関連Quality
of Life (HRQOL)を評価する調査票です。→①オリジナルPDF、②オリジナルPDF
J-KIDSCREEN(日本語版KIDSCREEN)について
1. 開発経緯
本講座では、KIDSCREENオリジナル質問票を開発した研究グループであるthe KIDSCREEN Groupの代 表者Prof. Dr.
U. Ravens-Siebererらとの共同研究で、国際的ガイドラインに従って英語版質問紙を日本 語に翻訳し、J-KIDSCREENとして使用可能にしました。すでに信頼性、妥当性の調査、検証を実施済み です。 →③サンプルPDF、④J-KIDSCREEN紹介PDF
2. 適応
J-KIDSCREENには質問数により3つの異なる長さの質問紙があり、医療分野、疫学研究分野、地域の保 健や教育分野において利用することができます。8歳から18歳の健康な、あるいは慢性疾患や障害をもったこども達が、自分自身で記入することにより、こどもの主観的な健康関連QOLを評価することができます。例えば、異なる対象群(疾患や障害の有無、介入や治療の有無など)による比較や、自己評価群と保護 者評価群との比較により親子の認識の違いを検討するなどが想定されます。
3. 使用方法
質問紙は自宅や教室などさまざまな場所で記入することができます。また、電話や郵送、インタヴューア ーの前で実施することができます。
4. 種類
質問紙は、記入者と質問数により6種類が使用可能です
5. 構成
こどものQOLを評価するために、J-KIDSCREEN-52では10の下位領域、J-KIDSCREEN-27では5領域、 そしてJ-KIDSCREEN-10ではひとつの「全般的HRQOL指標」で構成されています。
6. 回答
①ふり返りの時間は1週間で、「この1週間について考えると」と質問します。
②頻度(まったくない、ほとんどない、ときどき、よくある、いつもある)と、強度(まったくあてはまらない、少しだけあてはまる、まあまあ、かなりあてはまる、非常にあてはまる)のいずれかで5段階で回答します。
7. 得点
①下位領域ごとの得点を算出します。高得点であるほどその領域のQOLが高いことをあらわします。
②サマリースコアというものはありませんが、J-KIDSCREEN-10の得点が総合得点(こどもの健康関連QOL全般をあらわす指標得点)となります。
8. 得点化の例
素点で評価する場合
①まずは回答内容を次のように得点コード化
「非常に良い」「まったくあてはまらない」「まったくない」→1点
「とても良い」「少しだけあてはまる」「ほとんどない」→2点
「良い」「まあまあ」「ときどき」→3点
「あまり良くない」「かなりあてはまる」「よくある」→4点
「良くない」「非常にあてはまる」「いつもある」→5点
②反転項目を反転化(1点→5点、2点→4点、4点→2点、5点→1点)
③下位領域ごとに合計すると、各領域の素点が出ます
国際的平均値を使用する場合
①は同じ
②SPSSソフトで反転化→T値を計算
③下位領域ごとに、50点を平均値とし標準偏差を10点とした値が出ます
→詳細は「KIDSCREEN公式マニュアル[the official KIDSCREEN manual in English language
(232 pages, Handbook incl. CD-Rom, Price: 40 € +Shipping)]」に記載されています。購入は
Pabst-Science-Publishersより直接購入可能です。
【利用の手続き】
1) KIDSCREENの責任者であるProf. Dr. Ulrike Ravens-Sieberer M.P.H.に、共同研究申請および使用に当たっての同意書を送付します。→⑤同意書PDF
2) 商業目的で使用する場合などは使用料を支払います。
3) 使用許可が出たら指示に従って調査票をダウンロードしてください。
詳細はこちらのホームページをご確認ください。
【使用時の注意点】
1) 3つの長さの質問紙(J-KIDSCREEN-52, -27, -10)はそれぞれ独立した質問紙です。研究目的にあわせてどれを使用するか決めてから使用してください。
2) 質問紙の文言やレイアウトは変更しないで使用してください。また図表なども挿入しないでください。
3) 版権は、the KIDSCREEN Group (代表 Prof. Dr. Ulrike Ravens-Sieberer M.P.H.)にあります。申請以外の使用、第三者へのリースや譲渡は認められていませんのでご注意ください。
【日本語版利用の際のお願い】
論文などの成果公表の際には、下記の引用文献を明記してください。
J-KIDSCREEN-52をご使用の際
J-KIDSCREEN-27またはJ-KIDSCREEN-10をご使用の際
論文などの成果公表後はご連絡ください。
【J-KIDSCREEN関連文献】
詳しくは「 龍の馬会 」のページをご確認ください
詳しくは「 龍の馬会 」のページをご確認ください
疫学・予防医学講座のウェブページをリニューアルしました